ウェルスナビは、長期投資を基本としたロボアドバイザーなので、短期間で売却したりすることはあまり無いと思いますが、いずれはそのタイミングが来ます。
そこで、今回はウェルスナビで投資した資金を回収するために、保有している銘柄の売却から出金までの流れを実際に試してみました。
ウェルスナビで保有しているETFを売却して、自分の銀行口座に入金されるまで特にトラブルなくスムーズに取引が出来ましたが、一部疑問に思ったところもあったので、その辺りも解説していきます。
保有しているETFの売却方法
ウェルスナビ経由の投資で保有しているETFを売却する場合、どうすれば良いのかを今回は紹介していきます。
保有しているETFを売却するには、「その他」ー「出金」メニューから行います。

ウェルスナビの資産を売却するには出金メニューから手続き
wealthnaviの画面に出金可能な金額が表示されるので、確認して「出金手続きをする」を選択します。

wealthnaviの出金可能金額
一部売却も可能
全額出金するを選択すると、現在保有しているETFを全て売却します。
金額を指定して出金する場合は、指定された金額に合わせて、保有ETFを売却します。

全額ではなく一部出金も可能
全額もしくは出金する金額を指定して、出金するを選択します。

ウェルスナビからの出金申請
これで出金依頼完了です。
出金までに要する時間は4営業日
尚、出金依頼からウェルスナビに登録している銀行口座へ入金されるのに要する時間は、営業日で3日から4日です。

ウェルスナビの保有銘柄の売却完了
保有ETFの売却は、出金依頼をしたその日に行われます。
ただし、出金依頼する時間帯によります。

ウェルスナビの保有銘柄を全て売却
売却額と銀行口座に入金される額が異なる理由
ウェルスナビの保有銘柄を全て売却し、銀行口座にお金が振り込まれました。
しかし、売却で得られた金額と、実際に銀行口座へと振り込まれた金額に差異がありました。

売却額と出金額に差異がある
これはなぜでしょうか?
その理由は、手数料と税金にあります。
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合、株やETFを売却した時に利益があった場合、利益額に対して所得税と住民税といった税金が徴収されます。

ウェルスナビで得られた利益と税金の明細
これらの明細は、ウェルスナビにログインした後の取引履歴のページ下にある「電子交付サイト」から確認出来ます。

ウェルスナビの電子交付サイト
口座を解約する方法
ウェルスナビの口座を解約するには、前述した保有資産の売却と自動積立設定の解除をした後に、ウェルスナビにログイン後のお問い合わせフォーム、または電話で口座解約を希望する旨を連絡します。
そして、自宅へと送付される外国証券取引口座解約請求書」に記入して送付することで、口座を解約することが出来ます。
まとめ
ウェルスナビへの投資で成果を一旦刈り取った訳ですが、これまでの運用成績は非常に良かったので、口座をこのまま解約するつもりはありません。
今回は、この記事を書くために一時的に資産を売却しましたが、またウェルスナビで積立投資を改めて開始しています。