ロボアドのSUSTENを使った運用を開始して半年以上が経過しました。
今回は、そんなSUSTENに実際に毎月2万円ずつ積立投資した運用実績をブログで公開します。
ちなみにロボアドはSUSTEN以外にウェルスナビとTHEOも比較用に利用しています。
ウェルスナビとTHEOを同時に半年以上運用した実績を比較した結果を評価してみた
運用実績は含み損の状態
SUSTENを使った運用実績ですが、2022年5月13日時点ではマイナス9.65%で、含み損を抱えている状態です。
SUSTENでは運用タイプがいくつかありますが、私の場合は理想追求タイプでずっと運用しています。
理想追求タイプは、ヘッジファンドのような絶対収益型の運用になるため、空売り取引も行った運用となります。
SUSTENは3つの独自ファンドで構成されていて、理想追求タイプだとグローバル複合戦略ファンドが大半を占めます。
SUSTENが運用するファンド
SUSTENは下記3つのファンドで構成されます。
- グローバル資産分散ファンド
- グローバル債権ファンド
- グローバル複合戦略ファンド
運用タイプによってこの3つのファンドの割合が決まってきます。
グローバル資産分散ファンド
グローバル資産分散ファンドは、主として国内外の上場投資信託受益証券(ETF)への投資、国内外の株価指数先物取引、国債先物取引および商品先物取引等を通じて、実質的に日本を含む世界の株式および債券等に分散投資して、長期的に日本を含む世界の株式市場全体の値動きに概ね連動する投資成果の獲得を目指して運用を行っています。
主な組入ETF銘柄は以下の3つで、VTが約半分を占めています。(2022年1月時点)
- バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
- バンガードFTSEディベロップド・マーケッツETF(VEA)
- バンガード FTSEエマージングマーケッツETF(vwo)
また、外貨建資産の一部については、為替ヘッジ比率をコントロールし、対円での為替ヘッジを行う場合があります。
グローバル債権ファンド
グローバル債権ファンドは、国内外の上場投資信託受益証券(ETF)への投資を通じて、実質的に日本を含む先進国の国債・政府機関債・社債等に投資し、また、外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行うことにより、長期的に日本を含む先進国の投資適格債券市場全体(対円での為替ヘッジベース)の値動きに概ね連動する投資成果の獲得を目指して運用を行います。
組入銘柄は下記2つのETFでそれぞれ40%ずつとなっていて、それ以外は短期金融資産で構成されています。
- バンガード・トータル・ボンド・マーケット ETF (Vanguard Total Bond Market ETF) (BND)
- バンガード・トータル・インターナショナル・ボンド ETF (Vanguard Total International Bond ETF) (BNDX)
グローバル複合戦略ファンド
グローバル複合戦略ファンドは、SUSTENキャピタルが開発した計量モデルに基づく市場中立型マルチ戦略により、主として国内外の株価指数先物取引、国債先物取引、通貨先物取引および商品先物取引等を利用しつつ、国内外の公社債等に投資して、株式市場との連動性は低位に維持しながら、長期的に日本円短期金利を上回る投資成果の獲得を目指して運用を行います。
また、外貨建資産の一部については、為替ヘッジ比率をコントロールし、対円での為替ヘッジを行う場合があります。
手数料の結果
SUSTENを使った運用は半年以上となりますが、今のところ残念ながら含み益が出るような状況ではありません。
SUSTENは他のロボアドとは異なり、成果報酬型の手数料となっています。
成果報酬型にはメリットとデメリットがありますが、メリットは利益が出ていない時には手数料が取られないということです。
実際SUSTENから交付された運用報告書を確認すると、含み益が出ていない期間において運用成果報酬が0円であることが明記されています。
これに対してウェルスナビやTHEOなど普及している投資一任型のロボアドは損失がある状況でも手数料は取られます。