毎年2月から3月は確定申告の季節ですね。
サラリーマンの方には住宅ローン以外ではあまり関係のない確定申告ですが、副業されている方やアフィリエイトをしている人、フリーランスとして独立している人にとって確定申告は慣れないと分からないことだらけです。
今回はそんな確定申告初心者から中級者向けにお勧めの本と動画について紹介しちゃいます。
漫画で誰でもすんなり確定申告と税金の知識が身につくお勧め本
まず最初に紹介するのが税理士の大河内薫さんと、漫画家の若林杏樹さん著書の「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください」です。
Amazonのレビュー評価でもかなりの高評価になっています。
私も電子書籍版を購入して読んでみたのですが、何年も確定申告をしている身でも改めて色々と発見が得られる良本でした!
ここからは、この本から特に注目してほしい点について紹介したいと思います。
アフィリエイトの収入がある人が関係する所得税と住民税以外の税金
ブログを運営しているブロガーで、アフィリエイト収入を得ている人は多いと思います。
そんなアフィリエイト収入があるブロガーは、所得税や住民税以外に事業税5%を収める必要が基本的にはあります。
これはアフィリエイトに限らず広告業を営んでいる場合に当てはまります。
ちなみに、利益が290万円以下の人は免除されます。
弱小ブロガーの私はお呼びでない税制度ですね。
高収入の人が税金で収入の半分を持っていかれるというのは勘違い?
日本の所得税は、累進課税方式になっていて、課税所得が多くなるほど税率が高くなります。
1番高い税率が45%となっていて、これは課税所得が4000万円以上あると場合に適用されます。
これが、よく高収入の人が税金で給料の半分を持っていかれると言われる所以ですね。
ただ、これは累進課税制度を正確に理解していない人が言うことだということが、この本を読むと分かるようになります。
ちなみに、1974年までは所得税と住民税合わせた最高税率は93%だったので、今はそれよりも半分程度に減税されていることになります。
高度経済成長時代に稼いでいた人は、半分どころではない金額が税金に消えていたわけですね(汗)
確定申告提出時はチェックされていない
確定申告を提出して、特に何も指摘が無いと安心するものです。
しかし、実際には確定申告の書類を提出した時点では税務署は全部をチェックしていません。
というかチェック出来ないのです。
ちょっと考えれば当然のことですが、2月から3月の1ヶ月間に何千万件と提出される確定申告書を精査なんて出来るわけないですからね。
確定申告に問題や疑念があった場合は、提出から数年後に税務調査という形で税務署の職員が訪問前に事前に連絡してきます。
どこまで経費にできるか?
副業収入やフリーランスでの収入を確定申告する際に気になる点がどこまで経費として計算するかですよね。
この経費の扱いについても、本の中では具体的な事例を多く交えて解説してくれています。
一言でいうと、事業の売上に貢献している支出かどうかで判断するのが良さそうということでした。
税理士によるブロガー、アフィリエイター向け確定申告無料動画解説
ブロガー向けにクローズド案件のアフィリエイト情報を提供している無料会員制のアフィリエイトフレンズが、3月15日までの期間限定で確定申告セミナーの動画と資料を提供してくれています。
セミナーの内容は、以下のようになっていて、先程のお勧め本でも解説されている経費の扱いや、節税テクニックについて解説されています。
動画の概要
- ネットビジネス(副業)は勤め先にバレない?
- 確定申告しないとどうなるの?
- 経費はどこまで認められるの?
- 個人事業主としてまずやること
- 法人設立のメリットとデメリット
- 使える節税テクニック(個人)
- 使える節税テクニック(法人)
- 税理士はいつから必要?メリットと費用は?
ちなみに、アフィリエイトフレンズの無料会員になると、招待制となっているクローズドASPへの登録も可能なので、確定申告のセミナー動画以外にも色々と得られる物がありますよ。