LINE証券による株のタイムセールに参加する方法と注意点

LINE証券の特徴の1つが株のタイムセールです。

これは、ネオモバなど他のネット証券やスマホ証券でもやっていない試みです。

今回は、LINE証券のタイムセールに参加する方法と注意点について解説していきます。

タイムセールを目当てにLINE証券を利用しようと考えている方のお役に立てればと思います。

LINE証券のタイムセールとは

LINE証券のタイムセールとは何なのか?

どんな特徴や注意点があるのか解説していきます。

株を割引価格で購入できる

タイムセールのメリットは割引株価で購入できること

タイムセールのメリットは割引株価で購入できること

LINE証券 のタイムセールのメリットはなんといっても、個別銘柄を最大7%の割引価格で購入できる点です。

割引された株価で購入し、翌日直ぐに売却すれば利益が出る可能性が高いため、人気が出ています

なお、割引率はその時々で異なり、3%から7%の間で割引率が決められます。

自分自身で割引率を選択することは出来ません。

タイムセールがいつ開催されるかは不明で、開催当日連絡なので事前口座開設必須

タイムセールの開催は不定期開催

タイムセールの開催日は決まっていないので不定期

タイムセールがいつ開催されるかは不明で事前に分かりません

いつ開催されるかは分かりませんが、開催の頻度としては大体数ヶ月に一回です。

タイムセールの開催は、開催日当日にLINE証券アカウントから通知が行われるようになっています。

そのため、LINE証券のアカウントをブロックしていたり、通知をオフにしていると気づけません。

また、タイムセールの開催を知ってから口座開設していては参加に間に合いませんので、タイムセールに参加したい場合は、事前に口座開設を済ませておく必要があります

LINE証券を開く

また、口座開設後に株の購入に必要な資金を入金しておく必要があります。

LINE Payを利用している場合だと、即入金が可能ですが、銀行口座からの入金だと、口座登録や入金手続きに時間を要します。

購入できる銘柄や株数の制限

LINE証券のタイムセールで購入できる個別銘柄は、LINE証券側で決められた5銘柄ほどに限定されます。

そして、その選ばれた銘柄の中から自分自身で購入できるのは1銘柄のみとなっています。

また、購入できる株数も5株までと上限が決まっています。

これは、タイムセールにたくさんの人が参加できるようにするための処置です。

タイムセールを利用する上での注意点

タイムセールに参加して株を購入できたとしても、必ず利益が出る訳ではありません。

割引率が5%や7%であれば、翌日にそこまでいきなり下がることは確率としては低いですが、購入した翌日の午前9時に市場が開いた際に、株価が下落して始まれば含み損が生じます。

タイムセールの参加と株の売買方法を解説

4月16日に開催されたタイムセールに参加してみました。

LINE証券のタイムセールでは、開催ごとに購入対象銘柄が決まっています。

開催日の15時(午後3時)にタイムセールの開催と対象銘柄についてLINE証券から通知が来ます。

タイムセール対象銘柄

2020年4月16日のタイムセール対象銘柄

今回は、ソニーなど下記5銘柄が対象でした。

  1. ソニー
  2. 東京海上HD
  3. アサヒグループHD
  4. 信越化学工業
  5. リクルートHD

タイムセール対象の5銘柄に対して購入申し込みは17時からできます。

タイムセール用に用意されている株数は限定されるため、17時になったら速攻でタイムセールのページを開いて、「いますぐ参加する」ボタンをタップします。

タイムセールにいますぐ参加するを選択する

タイムセールにいますぐ参加するを選択する

そうすると、割引率が表示されます。

今回私の場合は、3%の割引率となりましたが、他の方は5%だったり7%の割引率だったりします。

割引率と銘柄の購入可否状況が表示される

割引率と銘柄の購入可否状況が表示される

そして、見て頂ければわかるように人気がある銘柄は速攻でSOLD OUT表示となっていて、購入出来ない状態となっています。

これは、タイムセールが始まって30秒弱過ぎた時点での表示なので、以下にタイムセールが激戦になっているかがお分かりいただけるかと思います。

タイムセールで人気となる銘柄は、基本的に1株の株価が高い値がさ株が人気となります。

これはタイムセールで購入できる株数が5株に制限されているためです。

値がさ株は、株価の動きが大きいため、より大きな利益を狙うことが出来ます。

今回私は、リクルートHDの株をタイムセールで注文しました。

結局このあと、アサヒグループHDもSOLD OUTになってリクルートHDしか買えませんでした。

LINE証券のタイムセールで注文した結果

LINE証券のタイムセールで注文した結果

この時リクルートHDのタイムセール割引後の株価は2681.1でした。

LINE証券タイムセールの購入明細

LINE証券タイムセールの購入明細

因みに、当日のリクルートHD株価終値は2764円だったので本当に3%の割引株価となっていました。

2020年4月16日のリクルートHD終値

2020年4月16日のリクルートHD終値

 

翌日午前9時の市場スタート後に売却

タイムセールで購入した株を翌日午前9時の市場スタート後に同時に売ります。

別に必ず翌日に売らなければいけない訳ではありません。ただ、割引株価で購入した利益を早々に確保するため最短で売ったほうが良いと個人的に考えているためです。

LINE証券で保有株を売却

LINE証券で保有株を売却

タイムセールで購入したリクルートHDは、株価が下がってきている状況でしたが、運良く翌日は市場スタートから株価が上昇してくれたので、予想よりも売却による利益が出ました。

LINE証券で保有銘柄の売却完了

LINE証券で保有銘柄の売却完了

 

実際にタイムセールに参加してみた感想

今回初めてLINE証券のタイムセールに参加してみて感じたのは、予想以上に競争率が高いということです。

それだけタイムセールを目当てに LINE証券 を利用している人が多いのだと思います。

今回私の場合は、タイムセールによって少し利益を挙げることが出来ましたが、一番人気の信越化学工業をタイムセールで購入できた人は、5000円前後の利益を挙げることが出来ました。

市場環境に左右されるとはいえ、タイムセールによって割引株価で購入できた株を翌日直ぐに売却することで利益を得ることができるのは LINE証券 を利用する大きなメリットとなります。

LINE証券

ただ、当然ですが、市況が悪くなれば、損失が出ることもあります。

投資は自己責任で行うべきことであり、タイムセールを利用したからといって必ず利益がでる訳ではないことも理解して利用しましょう。

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