個人投資家がベンチャー企業の未公開株を購入できる FUNDINNO 。
そのFUNDINNOで、タレントで投資家の側面もある田村淳氏(@atsushilonboo)が取締役を務めるベンチャー企業が7月20日から株式購入社を募集します。
株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ)を使って投資してみた個人的な評価
田村淳氏が取締役を務めるベンチャー企業とは
田村淳氏が取締役を務めるベンチャー企業名は株式会社DEFアニバーサリーという会社になります。
2014年12月24日に設立された5年目の会社になります。
株主と代表者
DEFアニバーサリーの代表は、予備校で有名な東進の代表でもある飯田氏です。
そのため、DEFアニバーサリーは東進のノウハウや設備を利用しています。
また、監査役の横井氏は、料理教室を展開しているABCクッキングスタジオ関連会社エービーシースタイルの代表です。
そして、なんと言っても注目なのがタレントの田村淳さんが取締役に名を連ねています。
田村淳さんはじめ3名の方々はDEFアニバーサリーへ出資しているため、会社の主要株主でもあります。
2019年6月時点におけるは発行株式数は1111株で、資本金は1155万円となっています。
直近の業績
DEFアニバーサリーの直近の企業業績を確認すべく、2018年8月31日の決算情報を確認してみました。
- 売上高:2292万円
- 営業利益:145万円の赤字
- 純資産:535万円
- 有利子負債:0円
- 現金預金:590万円
今回FUNDINNOで新たに発行する株式を売却して資金調達しますが、今後の資金調達としては、2019年11月に2300万円の資金調達を予定しています。
ただ、FUNDINNOで予定している資金調達が当初の上限応募額に到達した場合は、2019年11月の資金調達は行わない予定です。
集めた資金でどんなサービスを提供するのか
DEFアニバーサリーがFUNDINNOで集めた資金は、サブスクリプション型の英語学習サービスの開発に使われます。
当初の資金調達目標は2700万円となっています。
これらの資金は、手数料を除いて以下の用途使われます。
- アプリ開発費 750万円
- コンテンツ制作費 860万円
- 社員人件費 416万円
- ランディングページ制作費 90万円
これらの事から分かるように、サブスクリプション型の英語学習サービスは現在ローンチ前で、2020年1月のリリースが見込まれています。
ちなみに、個人投資家からの資金調達が2700万円を超えた分については、主に広告宣伝費として使うことが事業計画書で明記されています。
株価の売出し価格は1株10万円
田村淳氏が取締役を務めるベンチャー企業「株式会社DEFアニバーサリー」が、FUNDINNOで売り出す株式の株価は1株10万円となっています。
すなわち最低投資額は10万円となります。
FUNDINNO では、1株3万円というのが多いので、1株10万円は絶対値としては高いです。
FUNDINNOでは、株式購入に関してコースが設けられていて、任意の株数を購入できるわけではありません。
今回のDEFアニバーサリーでは、以下の3コースとなっています。
- 1株コース
- 3株コース
- 5株コース
ちなみに、FUNDINNOでDEFアニバーサリーの株式購入を申し込んだ後に、キャンセルすることも出来ます。
そのため、募集が上限に達する前に興味があるプロジェクトについては取り敢えず購入申し込みをするのが重要となります。
ここ数ヶ月は、募集開始からたった数時間で募集金額に到達するプロジェクトが殆どになっています。
田村淳氏が取締役を務めるベンチャー企業の株を購入するには、 FUNDINNOの無料会員登録 が必要になりますので、少しでも興味がある方は、登録だけでも済ませておきましょう。