投資系アカウントの「東大ぱふぇっと」がkifutownを使ってX(旧Twitter)のフォロワーを4万5000以上購入していることが分かりました。
kifutownは事実上のTwitterのフォロワー購入機能が問題となり、サービス名をarigatobankに変更し、Twitterのフォロワー購入機能は無くなりました
元々怪しい評判が多いアカウントで、有料noteの評判も詐欺商材という評判もあり色々と問題が多いアカウントのようです。
尚、X(旧Twitter)の利用規約でフォロワーを購入することは禁止されています。
X(旧Twitter)フォロワー購入アプリ「kifutown」とは
kifutownはZOZO創業者でお金配りおじさんの前澤さんが代表を務める会社がリリースしているスマートフォンアプリです。
kifutownは、お金を寄付するプロジェクト立ち上げて、そのプロジェクトに応募する人に対してTwitterアカウントのフォローを条件とすることができます。
例えば、10万円を一人の方へ寄付するプロジェクトがあったとすると、そこに1万人の応募があったりします。
この1万人は10万円が欲しいために応募する訳ですが、その応募条件が寄付する人のX(旧Twitter)アカウントをフォローすることになっています。
厳密には、X(旧Twitter)のフォローを条件としないプロジェクトもあるのですが、95%以上のプロジェクトでX(旧Twitter)アカウントのフォローが条件となっているため、事実上X(旧Twitter)のフォロワー購入アプリとして知られています。
なお、kifutownでお金を寄付するプロジェクトではX(旧Twitter)アカウントと連携することになるので、「東大ぱふぇっと」のアカウントがkifutownを使ってフォロワーを購入していたのは確実です。
東大ぱふぇっとのフォロワー購入履歴
「東大ぱふぇっと」は、kifutownを使ってX(旧Twitter)のフォロワーを合計4回以上購入していました。
1回目で約7000のフォロワーを購入
東大ぱふぇっとがkifutownを使ってX(旧Twitter)のフォロワーを購入し始めたのは2021年12月です。
まず一人あたり1万円、合計10万円を使って7047のX(旧Twitter)フォロワーを購入しました。
これで味をしめたのか、この後2回、3回とkifutownを使ってフォロワー購入に邁進していきます。
2回目で約2万のフォロワーを購入するも、フォロワー購入がバレないように口止め策をこうじる
2回目は2022年1月14日までの期間で行われ、11万円を使って2万以上のフォロワーを購入することに成功しています。
なお、2回目からは応募者に対して、kifutownでフォロワー購入してることがバレないようSNSでシェアしないように口止めしようとしています。
悪い人ですね。そりゃー怪しいという評判がつきまとう訳です。
フォロワー購入は、X(旧Twitter)の利用規約に違反している行為ですから、アカウント凍結を防ぐのが目的だと考えられます。
3回目で約1万8000のフォロワーを購入
3回目は1月21日までの期間で行われ、11万円を使って約1万8000フォロワー購入しています。kifutownでX(旧Twitter)フォロワーを購入する人が増えてきたため、11万円で獲得できるフォロワー数が少し減少しています。
4回目のフォロワー購入
1月24日からは4回目のX(旧Twitter)フォロワー購入プロジェクトが開始されます。
期間は1月31日まで。
これまで同様11万円を使ってフォロワー購入するプロジェクトになっています。今度は何人獲得できるのでしょうか?
東大ぱふぇっとがフォロワーを水増しする狙いとは
kifutownを使ってこれまでにX(旧Twitter)で4万5000以上のフォロワーを購入してきた「東大ぱふぇっと」ですが、その目的はなんでしょうか?
それは以下の2つに凝縮されます。
- kifutownでお金を貰いたい人に対して情報商材を売る
- フォロワー数の権威性を使ってX(旧Twitter)、LINE、YouTube等で情報商材を宣伝し売る
SNSの時代では、フォロワー数でアカウントを信用してしまう人が跡を絶たないのが実情です。
恐らく東大ぱふぇっとは、kifutownの前からフォロワー購入を繰り返していることでしょう。SNSを使ったお金儲けが手慣れています。
情報商材はそこら辺の投資系アフィリエイトなんかより遥かに利益率が高く、月に1000万から億単位で稼ぐことも可能です。
そういった利益があるので10万円程度で数万のフォロワーが買えるなら安い投資な訳で、ある意味投資対効果は高いといえます。
今回は投資界隈について触れましたが、kifutownでは様々な人がフォロワー購入を行っているのが実情です。
日々SNSで情報収集される方もいるかと思いますが、世の中には偽りのフォロワー数やチャンネル登録者数があるため、基本は疑った目で情報を見つめる必要があるのではないかと常日頃思う次第です。