前回紹介した海外の仮想取引所「Kucoin(クーコイン)」
今回はそのKucoinへの入金方法と出金方法について解説していきます。
前回の記事でも解説しましたが、BINANCE(バイナンス)やKucoinでは日本円を取引所に入金することは出来ません。
一旦日本のbitFlyerやZaifなどの仮想取引所で日本円からビットコインかイーサリアムといった仮想通貨に交換し、その仮想通貨を入金する形となります。
入金手順
Kucoinへの入金手順ですが、ログインした後にメニュー一覧から資産を選択し、次にメイン口座(入金と出金)を選択します。
次に入金するを選択します。
Kucoinへの入金方法は2つあります。
- 暗号資産
- フィアット通貨
フィアット通貨の日本円での入金はKYCによる本人確認が必須
フィアット通貨とは私達が普段生活の中で使っている日本円や米ドル、ユーロなど、各国中央銀行が発行している通貨のことです。
フィアット通貨では日本円での入金方法も選ぶことは出来ます。
この場合の支払い方法は銀行のデビットカード(VisaやMasterCard)で、手数料は1.8%です。
フィアット通貨で日本円を入金する場合はKYCによる本人確認が必須です。
ただ、KucoinのKYCによる個人認証は2022年1月時点で日本には対応していません。
KYCの認証画面で国や居住国を選ぶところに、日本はありません。
身分証明書として運転免許証を選ぶことは出来ますが、そもそも日本を選ぶことができないので日本人のKYC認証は困難です。
暗号資産による入金
日本円での入金はできないため、Kucoinには暗号資産で入金を行います。
Kucoinは多種多様な暗号資産を扱っているので、入金も多様な暗号資産で可能となっています。今回はBitcoinで入金を行います。
入金する暗号資産を選択すると、入金用のウォレットアドレスが表示されます。
このウォレットアドレス宛に他の暗号資産取引所から送金します。今回は試しにコインチェックからビットコインを送金してみました。
コインチェックの送金履歴に送信中と表示されます。
今度はKucoin側の入金履歴画面を確認してみます。
最初はステータスが処理中となっていましたが、その後8分ほどすると入金が完了しました。
Kucoinへの入金は、以前まで登録しているメールアドレス宛に「クーコン入金通知」という件名で下記メールが届いてましたが、今はメールは来ないようです。
こんにちは. Kucoinを選んでくれてありがとう!
あなたのデポジット 0.05 BCH が正常に処理されました.
Kucoinからの出金方法
出金方法と送金手数料
Kucoinから暗号資産を出金する場合は、入金時と同様のメニューから出金するを選択します。
送金する暗号資産の種類を選択し、送金先となるウォレットアドレスを入力します。
送金する暗号資産の量を入力します。
ビットコインを送金する場合の手数料は0.0005BTCです。
1日あたりの出金限度額は1BTCなので、ほとんどの方によっては問題ないかと思います。
全て入力し終えたら、確認ボタンを押します。
下記確認画面が表示されるので、内容を確認して問題なければ「Confirm Withdrawal」を押します。
これでKucoinからの出金手続きが完了したので、後は送金先で着金するのを確認します。
今回Kucoinからは入金時と同様にコインチェックへ送金しましたが、問題なく着金しました。
24時間ロックされて出金できないケース
なお、KucoinでSMS認証やGoogle2段階認証といったセキュリテイ関連の設定を変更すると、24時間出金がロックされます。
24時間経過後は再び出金できるようになります。