今回紹介する株主優待は、大手家電量販店のJoshin(ジョーシン)でお馴染みの上新電機の株主優待です。
上新電機の株主優待は、Joshinのお店で利用できる割引券で、5000円相当の割引券を3000円弱の投資で入手することが出来ます。
家電量販店の支払いに時に割引券として使えるので、使い勝手が良いのが特徴です。
上新電機は、関西を地盤とした家電量販店で、関東にも店舗はありますが、すぐ近くに店舗が無いという方もいることでしょう。
しかし、上新電機の株主優待券は、ジョーシンのインターネットショッピングサイトの「Joshin web」でも利用することが出来ます。
株主ご優待券は、Joshin webショップでもご利用いただけます
上新電機を1株だけ買って優待を貰う方法
上新電機の株は、他の上場企業同様に単元株数が100株となっているため、通常は100株単位でしか買うことが出来ません。
上新電機の株を100株買うとなると、2023年2月28日時点で約20万円必要となります。
殆どの上場企業は、株主優待を得る権利として単元株数以上を保有している事を条件としていますが、そんな中で単元未満の1株から株主優待を提供している企業も少ないながら存在しているのです。
その一つが上新電機です。
上新電機は、3月と9月の年2回株主優待を提供しており、その内容を下記表にまとめました。
株主優待券 | 優待獲得株数 |
---|---|
25枚(5,000円分)(9月) | 1株以上 |
11枚(2,200円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月) | 100株以上 |
60枚(12,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月) | 500株以上 |
120枚(24,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月) | 2500株以上 |
180枚(36,000円分)(3月)、25枚(5,000円分)(9月) | 5000株以上 |
見ていただければわかるように、9月末時点の株主については、上新電機の株を1株以上保有していれば5000円分の割引優待券を受け取ることが出来ます。
ただし、先程解説したように上新電機の株は通常100株以上の単位でしか売買出来ません。
そこで利用するのが単元未満株の取引が可能な証券会社です。
単元未満株(ミニ株とも呼ばれる)の取引ができる証券会社はマネックス証券など数社あります。
しかし、通常の株取引とは異なり単元未満株の取引は、各証券会社で取り扱っている銘柄が異なります。
例えば、LINE証券は上場している企業1015社の株を1株から購入できますが、上新電機の株は1株から買うことは出来ません。
上新電機を1株だけ購入できるネット証券は、他にauカブコム証券とマネックス証券があります。
私の場合、マネックス証券、auカブコム証券、LINE証券の口座を開設済みなので、それぞれで上新電機を1株だけ買う方法について解説していきます。
LINE証券は2023年株取引のサービスを終了します。
以上のことから上新電機を1株から買う場合、マネックス証券がオススメです。
単元未満株の買い手数料が無料なのはマネックス証券だけ
LINE証券で上新電機を1株から購入する方法とマネックス証券と比較したメリットとデメリット
LINE証券は以前まで上新電機を100株以上からしか購入できませんでしたが、2021年10月から1株から購入できるようになりました。
LINE証券は2023年中に株取引のサービスを終了します。そのためマネックス証券を利用するのがお勧めです。
そこで実際にLINE証券を使って上新電機を1株購入してみたのですが、マネックス証券に比べてメリットもあるのですが、デメリットもあることが分かりました。
LINE証券で上新電機を1株購入する場合、まず銘柄をさがす画面で銘柄名の上新電機と入力します。
検索で上新電機が表示されたら、タップすると下記注文画面になるので、買う(1株)というボタンをタップします。この段階ではまだ正式注文では無く、次に最終確認画面が表示されます。
購入数量を入力して、買うボタンをタップします。今回は上新電機を1株だけ買うので、数量は1にしています。購入価格は随時変動します。
無事LINE証券を使って上新電機を1株だけ購入できました。
マネックス証券も上新電機を1株から購入出来ますが、マネックス証券の場合はリアルタイムの株価では売買できません。
それに対してLINE証券だと東証のリアルタイム株価で取引できるメリットがあります。
一方で、LINE証券は東証で取引されていない時間帯(お昼休みや午後3時以降)は1株だけの購入が出来ません。
具体的には、11時半から12時半までのお昼休みや、15時以降の時間帯は市場が閉じているので1株の売買注文を出せず、通常の100株単位での注文のみ受付されます。
そのため、正直多くの会社員の方にとってLINE証券は使い勝手は正直悪いです。
マネックス証券を利用すると、1株の売買はリアルタイム株価での取引が出来ないのですが、取引時間以外いつでも1株の注文を出すことができるので、忙しい会社員も使いやすいです。
また、マネックス証券を利用すると他の証券会社と異なり1株の取引でも購入時の手数料が唯一無料というメリットがあります。
単元未満株の買い手数料が無料なのはマネックス証券だけ
マネックス証券で上新電機を1株から購入する買い方
マネックス証券は、ネット証券大手の1つですが、松井証券や楽天証券とは異なり単元未満株の取引が可能です。
銘柄名で上新電機と検索するか、8173のコードで検索して上新電機を選んだ上でワン株注文を選択し、株数に1と入れて注文内容確認ボタンを押します。
注文は成行注文のみとなります。
2024年時点で2500円弱の投資で5000円相当の割引券を受け取ることが出来ますので、株主優待の利回りは200%越えとなるわけです。
単元未満株の買い手数料が無料なのはマネックス証券だけ
auカブコム証券で上新電機を1株から購入する買い方
auカブコム証券で上新電機を1株から買うには、プチ株というサービスを使います。
auカブコム証券の口座開設後に、ログインして表示されるトップページでプチ株を選択します。
auカブコム証券の画面でお取引、プチ株を選択したら、買い注文の銘柄検索で上新電機と入力して検索します。
数量を1株として注文を出します。
auカブコム証券のプチ株は、成行注文のみで指値は使えません。
1株だけ買った上新電機から株主優待券が届いた
9月下旬に1株だけ購入した上新電機の株主優待が11月に届きました。
200円の割引券が25枚綴となっています。
今回紹介した上新電機の株主優待のように1株から株主優待券を提供しているくれるところは少ないですが、こういった所を見つけて投資するのもまた面白いと思いますよ。
ぜひマネックス証券に口座開設して上新電機の株を1株買ってみてください。
単元未満株の買い手数料が無料なのはマネックス証券だけ