総務省からの自粛要請によって、ふるさと納税の返礼品から換金性の高い商品券は姿を消しつつあります。
中には、還元率50%を超えるような商品券もありますが、寄付先の自治体でしか使えず、それも観光などで訪れるようなところではないため、中々全国のふるさと納税者にお勧めできるものではありませんでした。
そんな中、全国どこでも旅行代金の支払いに利用できるJTB旅行券を、それも還元率50%で提供する自治体が数多く登場していることを発見しました。
JTB旅行券とは
ふるさと納税の返礼品として送られるJTB旅行券の正式名はJTBトラベルギフトといいます。
カード型の旅行券で、全国のJTBグループ店舗及びJTBのWebサイトで旅行代金の支払いに利用できます。
利用は1円単位で利用できるので使い勝手もいいです。
また、旅行券の有効期間も発行から10年間と長期間となっているので使い残しの心配もありません。
還元率50%でJTB旅行券を提供する自治体
こんなJTB旅行券を還元率50%で提供している自治体は、和歌山や大阪に鹿児島を中心に15以上あります。
- 和歌山県湯浅町
- 和歌山県串本町
- 和歌山県九度山町
- 和歌山県那智勝浦町
- 鹿児島県和泊町
- 鹿児島県奄美市
- 鹿児島県中種子町
- 鹿児島県南大隅町
- 鹿児島県南種子町
- 鹿児島県大崎町
- 大阪府和泉市
- 大阪府岬町
- 大阪府千早赤阪村
- 静岡県藤枝市
- 栃木県矢板市
上であげた15の自治体は10万円のふるさと納税で5万円分のJTB旅行券を返礼品として受け取ることが出来ます。
他にも20万円の寄付で10万円分の旅行券を返礼品としているところもあります。
どこからふるさと納税できるのか
ここまで紹介した還元率50%のJTB旅行券ですが、期間限定での返礼品となっています。
そして、これらはふるさと納税サイトの「ふるぽ」から申込むことが出来ます。
JTB旅行券に関する注意事項
「ふるぽ」各自治体のページでは、その自治体へ行きましょうという言葉が書かれていますが、JTB旅行券で、その自治体に行かないといけないわけではありません。
また、当然ですがふるさと納税の返礼品で受け取ったJTB旅行券をヤフオクなどのオークションや、メルカリなどのフリマアプリで転売することは禁止となっています。
JTB以外の旅行券にも高い還元率のものがあります
今回紹介したJTBの旅行券以外にも、ふるさと納税の寄付額に対して還元率50%という旅行券があります。
それが日本旅行のサイトで使える旅行券と、HISで使える旅行券です。