2019年6月1日から返礼品の内容が大きく変わる予定のふるさと納税。
2019年6月1日からは、総務省から認定を受けた自治体宛のふるさと納税しか、私達は、自己負担2000円での寄付はできなくなります。
それを見越してか、2018年12月31日をもって静岡県小山町のようにAmazonギフト券やHISギフトカードなどの金券類でふるさと納税による寄付を大きく集めていた自治体がふるなびなどのふるさと納税ポータルサイトからこぞって姿を消しました。
2019年1月時点でギフト券やポイントを高還元率で返礼品にしている自治体
これまでAmazonギフト券や旅行券などを返礼品として提供してきた自治体が相次いで姿を消す中、還元率50%という非常に高い割合で旅行券やポイントを返礼品にしてくれている自治体が少ないながらもあります。
これらも、今後いつ姿を消すか分かりませんので、こういった返礼品を狙っている人は今すぐにでも今年分のふるさと納税枠を利用した方がいいです。
和歌山県高野町の日本旅行ギフトカード(2019年1月末で受付終了)
和歌山県高野町は、2019年1月23日時点でふるさと納税の返礼品として日本旅行ギフトカードを還元率50%で提供していますが、この度1月末で受付終了になることが明らかになりました。
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例えば、6万円の寄付に対して3万円分の日本旅行ギフトカードが返礼される内容となっています。
更に、「ふるなび」でログインしてから高野町にふるさと納税した場合は、寄付額の1%分がAmazonギフト券としてキャッシュバックされるので、還元率は51%になっています。
この日本旅行ギフトカードをもらえるふるさと納税は、最低寄付額が2万円からとなっているので、だれでも申し込みしやすい状況です。
因みに、私も2018年に別の自治体でしたが、ふるさと納税で日本旅行ギフトカードを返礼品としていただきました。
大阪府泉佐野市の航空券購入に使えるピーチポイント
大阪府泉佐野市は、地元に関連ある格安航空会社ピーチの航空券購入に使えるピーチポイントを長年ふるさと納税の返礼品として提供してきましたが、2019年1月時点でも継続しています。
最低寄付額は1万円からとなっていて、誰でも寄付しやすい金額となっています。
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還元率は50%で、1万円の寄付で5000円相当のピーチポイントが返礼品として受け取れます。
なお、受け取ったピーチポイントは、ポイント発行日から起算して181日目に失効するので、ピーチを利用する予定がある人だけ寄付しましょう。
更に、2018年10月からはピーチ搭乗者にピーチポイントを持つ名義人が含まれていないと、ピーチポイントを利用できなくなりました。
禁止されている転売や譲渡する人が多かったのが原因と推測できます。
ふるさと納税期間は毎年1月1日から12月31日
ふるさと納税の受付期間は毎年1月1日から12月31日までとなっています。
そのため1月1日になると、昨年までの寄付額は一旦リセットされて、また自分の年収や家族構成に合わせて今年も自己負担2000円でふるさと納税することが出来ます。
そういった事もあって、今年はお得な返礼品が無くなってしまう前に早めの行動が必要です。